こんにちは、在宅デザイナーのいけだまです。
私はフリーランスとして25年以上活動してきましたが、最初の頃はもちろん、今でも「やってしまった…」と思うことがあります。
今日はその中でも特に印象に残っている「見積もりミス」のお話をしつつ、そこから学んだこと、今の見積もりの考え方についてお話ししたいと思います。

ケース1:想定より修正が多くて赤字に
とあるLP案件で、デザイン費として10万円で見積もりを提出。
「そんなに修正入らないだろう」と軽く考えていたら、 クライアントからの戻しが5往復以上。
修正のたびに新しい要望が追加され、最終的にはほぼ作り直しレベルに。
時給換算したら、3桁になっていたと思います…
▶ 学び:修正回数や範囲は最初に必ず取り決める。
ケース2:軽い作業のつもりが、まさかの長期化
SNS用バナーを数点作るだけ、という案件。
「そんなに時間かからないだろう」と単価を安く設定しすぎてしまいました。
ところが、担当者さんの確認がゆっくりで、 1ヶ月近くやりとりが続くことに。
他の案件とバッティングして、スケジュールにも影響が出てしまいました。
▶ 学び:作業量だけでなく、期間も意識して見積もる。
ケース3:「ついででお願い」に対応しすぎた
「このバナーのついでに、これもちょっとだけお願い」
最初は好意で対応していたのですが、 気づけば“無料追加”が積み重なってしまい、 あとから「これ見積もりに入ってなかったですよね」と言い出せず…
▶ 学び:「ちょっとだけ」でも明文化&再見積もりを。
今はこうしています
- 修正回数は「2回まで」など明記
- 工数見積もりに「やりとり時間」も含める
- 「ついで作業」は、無料か有料か事前に区分け
- 予備時間(バッファ)を組み込んで無理しない
クライアントさんとの信頼を大切にしつつ、 自分の心と時間も守れるように見積もりを出すようにしています。
まとめ:失敗から学べることも、たくさんある
正直、失敗したときは落ち込みます。 でも、その経験が次の見積もりをもっと良くしてくれると思えば、意味がある気がしています。
この記事が「これからフリーランスになる方」「同じように悩んでいる方」の参考になれば嬉しいです。
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